今日も寒いです、こんばんわメルテです。
連日痛ましい事件がまた新聞の一覧を飾りました。
大阪での個室ビデオ鑑賞点の火災で15人の犠牲者が出た。
マスコミも注目していたけれど、私も他人事ではないなと思った事件でした。
やっぱり自分が一番利用する可能性が高いのはカラオケ。これも完全に個室です。
自分に起こりうる可能性がある事件。
「もうカラオケやネカフェじゃ寝ない」そう思いました。
事件当時、経営側の従業員は「怖くなって逃げた」と個室のお客さんへの連絡も避難誘導もせず我先に逃げたと言ってました。これは最早、業務上過失致死に相当するものだと思います。同じように営業・サービス関連の仕事をしている身としては、本当に許せません。
自分が大切なのは確かですが、初期消火や避難誘導もせずに最初に逃げてしまうなんて、ありえない。アルバイトだったのでしょうか?火の中客を助けて英雄になれとは言いません、ですが少しでも助けられる人が居たのに、目を背けて見殺しにしたのと同じじゃないですか・・・。
パニックになったのかもしれませんし、動物的判断でそうなったのかもしれません。ですが、管理している側が投げ出してしまうのならば、自分の命を守るのは自分だけしかいないということに他なりません。出口の場所や消火器、警報機、スプリンクラー…個人経営ほど危険ということですが、自分でお店に入る前に確認して入ろうと思いました。
また、事件を調べていくうちにドンドン発覚する真実。
9月の1日といえば防災の日。
殆どの営業店は消防庁からの設備点検などがあったはずです。それでも、火災報知器の不備や消化装置の不備があったにも関わらず営業はできていたそうです。また点検すらも実施されていなかったとも新聞で見ました。
それも「法律の抜け穴」とも呼べるべきもので、現状そういった設備は宿泊など長期滞在が予想される建物、お店では取り付けが義務化されていますが、こういったお店ではまだ義務化されていないんだそうですね。だから違法性は無いということで一切設置されていなかったそうです。
ネットカフェもそうですが、営業が「宿泊施設」に該当しないものですが、貧困化した現代日本ではこういった建物を宿泊場所代わりにする「難民」が増えているのが実態。それでも、法律は無力にも変わることなく、今でも国会は次期政権を、などと話し合っているのです。
何のための政治なんでしょう。
何のための法律なんでしょう。
何のための国民なんでしょう。
毎日働いても血税になって消えて、税金は無駄使いされる。
人々の生活は脅かされていって、ついには命の危険性も高くなっていく。
長々と国会で話し合うのもいいけれど、その答えが出るまでに、あと何人犠牲になればいいのっだろう。
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